先輩保育士のこなす行事の準備などは、次回の自分の役割であると覚悟してしっかり覚えておくことが大切です。
保育士にとっての忙しい時期は?
いつも忙しい気がする保育士の1年間ですが、やはり秋から翌年の年度末までが忙しいという先生が多いようです。
秋以降は運動会や発表会、卒園式に入園式と大きな行事がたくさん実施されます。
年度の初めに各行事で担当する役割が決められますから、日々の業務に追われながらも行事の準備を進めていくことになります。
担当する行事のためのノートを作って、作業を進める上でスムーズにいったこと、困ったこと、難しかったことを記録しておきましょう。
次回の行事の時に役立ちますし、将来、後輩や同僚に質問をされたときにも、適切なアドバイスができます。
季節ごとのポイントは?
春は進級の季節です。特に乳児クラスではゴールデンウィーク明け頃まで、子どもたちが落ち着きません。また新入園児も4月当初は元気に来ていたのに、5月になると頑張りすぎた反動で機嫌がよくないことがあります。
夏になると、プール遊びも始まり太陽の勢いと同じくらい子どもたちも元気になります。
端午の節句、七夕など月の行事をこなし、 夏休み前の夏祭りは園全体での大きな行事です。
秋には運動会があります。特に年長の子どもにとっては見せ場も多く、保護者も盛り上がります。また、その後も遠足や芋ほりなどの季節を感じる行事が行われます。
夏の疲れも出てくるので保育者も子どもも健康管理が重要になります。
年末が近づくと、そわそわする時期となります。そして年度末になると、保護者の方と一緒に育てた子どもたちの進級、卒園を迎えます。一度、春夏秋冬を経験できれば、次年度の保育の流れがわかってきます。